田村由美

『ミステリと言う勿れ』5巻episode8-2ネタバレ・感想【最も残酷な拷問‼ヤギに足の裏を舐められる⁉】

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前回、整君の事を「面倒な奴」と言っていた、

 

「カエル」こと「陸(ろく)」に話があると誘われた整君。

 

放火事件のことで探りを入れてきます。

 

謎の美少女ライカさんとの、ほっこりするようなエピソードも…

 

 

 

 

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『ミステリと言う勿れ』5巻episode8-2【遠火と近火】ネタバレ

 

 

『「カエル」と名乗る陸』

 

陸さんは、整君に火災現場にいた理由を聞きました。

 

整君は、

 

「火事には興味ないけど、虐待は気になる」と答えます。

 

陸さんは、自分のことを「カエル」と言います。

 

名字がゲコと読めるのと、見た目がカエルっぽいから、そう呼ばれてきたと。

 

けれどもカエルは嫌いじゃない、気に入っているのだと。

 

『「シャチはクジラの子供の下あごだけを食べる」』

 

陸さんは水の中がいいと言って、生まれ変わったらクジラがいいと言います。

 

整君が、すかさず豆知識。

 

「シャチはクジラの子供の下アゴだけ、食べたりするんですよ」

 

整君がそう言うと、陸さんに

 

「おまえ性格悪いって、言われないか」と言われます。

 

『ヤギに足の裏を舐められる拷問⁉』

 

整君は、江戸時代、放火が重罪であったこと、疑われて捕まると拷問にかけられたことを話します。

 

そして中世ヨーロッパの拷問で、ヤギに足の裏をなめさせるというのがあったという話をします。

 

足の裏に塩を塗って、それを舐めさせる

 

ヤギの舌は、ザラザラで、皮がズルむけになっても、

 

ヤギは肉をこそげるようにして、血液の塩分を求めて、更に舐め続ける

 

「ひいいいッッ‼」ヽ(ヽ ̄□ ̄))))) ヒイィィィ!!!

 

真波さん、思わず悲鳴をあげます!

 

「…おまえ、ほんとーに、性格悪いな」

 

『初めてのクリスマスプレゼント交換に四苦八苦する整君』

 

ライカさんとの待ち合わせ場所に行くと、ライカさんは陸さんとの話が面白かったと言います。

 

ライカさんは、整君が自分に何をさせようとしているのかを聞かれると、

 

それをはぐらかすかの様に、クリスマスプレゼントをもらいたいと言ってきました。

 

意表をつかれて困惑する整君。

 

そしてしばし、思案中

 

そもそも、なんであの人にあげなきゃいけないのか――て、(ええっ!そこからあ⁉)Σ(・ω・ノ)ノ!

 

『整君が、“ライカさん”について知っていること』

 

自省録を丸暗記している

 

それで支持してくる

 

大隣総合病院に入院している

 

午前と午後の3時に待ち合わせを仕掛けてくる

 

いつもパジャマ姿

 

桜の木にピンを刺した

 

温室の真波さんのバッグの件を知っていた

 

それで整君に指示を出した

 

ちやこさんという妹がいること

 

そして――、

 

春まで生きられない――ということ…。

 

『悩みに悩んだクリスマスプレゼントは?――?』

 

午後3時、ライカさんとのいつもの待ち合わせ場所に行くと、ライカさんは

 

「これあげる」と売店に売っていたと言って、

 

赤いイチゴみたいなXmasオーナメントを、プレゼントしてくれました。

 

「スマホにでもつけな」と

 

整君は、アンリ・ルソーの絵のポストカードを渡しました。

 

広島の、印象派展に行ったときに買ったものですね。

 

有名な「蛇使いの女」です。

 

ちょっと、暗示的です。

 

でも、整君は、病室で見るなら風景の方がいいかと思って、選んだのでした。

 

ライカさんが美術展に行ったことがないというので、整君は、

 

「行きませんか」と誘います。

 

「それは難しい」と答えるライカさん。

 

実は、こうして外出しているのは、無許可で抜け出して来ているのです。

 

それでも「行けるといいな」と言い、また午後3時にと約束して、

 

ライカさんは病室に戻りました。

 

『病院の壁に、火のマークを描く女の子』

 

ライカさんと別れると、陸さんが現れます。

 

陸さんは、「カエル」と呼んでいいぜと言いますが、整君は呼びませんと応えます。

 

そして陸さんが、赤いものを見たら痛みを感じるようになったのは、いつからか聞きます。

 

そんな話をしているうちに、小さな女の子が、壁に絵を描いているのを目撃します。

 

火災現場にあった、あの“マーク”と同じものです。

 

「天使を呼んでる」と陸さんは言います。

 

『放火強盗殺人事件の生き残り』

 

陸さんは、整君に

 

「今晩12時に、入院患者のクリスマス行事のボランティアに来ないか」と誘います。

 

ちょうど、ライカさんとの約束が午前3時だったので、引き受けます。

 

その間、整君は放火事件について調べます。

 

“下戸(ゲコ)”と呼べる名字の…。

 

7年近く前にその事件はありました。

 

それは強盗放火殺人事件でした。

 

陸さんは、当時11歳、一人だけ助かったのでした。

 

『整君、襲われる‼』

 

夜中、待ち合わせ時間、陸さんは整君を病院の防災備蓄倉庫に連れて行きます。

 

倉庫から、行事に使うものを運び出してくれと言います。

 

整君は違和感を感じます。

 

それは、陸さんが赤いものを見たら発作が起きるのに、メガネをしていなかったからです!

 

おかしい‼と思って、帰ろうとした整君に、陸さんが襲い掛かりました――‼‼

 

「おまえ、ここで燃えてくれよな!」

 

 

 

 

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『ミステリと言う勿れ』5巻episode8-2【遠火と近火】感想

 

 

「カエル」と呼ばれることが意外と気に入っていた陸さん。

 

言葉の端々に親との関係を感じさせられます。

 

「親と子供の形が、あんなに違う」「水の中は、子供だけの世界だ」「大人になっても、水中がいいな」

 

陸さんは、なぜ「シャチの話」と「ヤギの拷問」の話に同じ反応をしたのか?

 

やっぱり、自分に関わりがあるからという事なんでしょうね…。

 

真波さん、「ひいいいッ‼」(||゚Д゚)ヒィィィ!(゚Д゚||)って言ってた割に、

 

整君の拷問の話にノリノリでしたね(´ー`)┌フッ

 

ライカさんに、クリスマスプレゼント交換の約束をさせられ、

 

クリスマスプレゼントを何にするか、身もだえして考える整君、面白過ぎ♡ ヾ(@°▽°@)ノあはは

 

物心ついてからしたことない…って、物心つく前はしたことあるのでしょうか…?(・vv・) ハニャ???

 

シャチの話、映画かなんかで見たことありますわ…(-"-;A

 

親子のクジラを執拗に追いかけるシャチ…。

 

シャチはチームプレイで狩りをしますからねえ…。

 

でも、それが自然界の掟ですから…。(-_-)ウーム

 

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