いよいよ事件のクライマックス‼
愛珠の足取りを追っていたガロ君たち。
切り裂きジャックの殺人事件と、現在進行形の連続殺人事件の関連性は⁉
犯人と愛珠の接点はあるのか――⁉
事件の結末は――⁉
目次
『ミステリと言う勿れ』6巻episode2.5-3【帳は幾重にも】ネタバレ
『ようやく連続殺人事件の犯人のルールが分かる‼』
被害者がみんな、カジノで働いたことがあることが分かります。
従業員全員お互いに本名さえ知らず、客のリストもないので、警告すらできません。
関係者の繋がりがない中、唯一、
従業員の女性の本名を、知る人物がいることがわかりました。
それを川辺が突き止め、事件は急展開を見せます。
警部は、被害者たちの意外な共通点に気が付きます。
それは、昔の羽喰の事件ともリンクしていました。
『猫田危うし‼』
寄せ木細工ミュージアムからの電話に、呼び出された猫田。
ミュージアムに行くと、学芸員の辻は、「コンタクトを落とした」と言って、身をかがめていました。
それを手伝おうとした猫田。
異変はすぐに起きました‼
何が起こったのかわからないまま、体から力が抜け膝から崩れて行く猫田。
夥しい血にまみれ、ようやく言葉を発しました。
「誰…?」
男は
「羽喰十斗」と名乗りました。
『切り裂きジャックとの関係』
羽喰十斗は、22年前の事件を持ち出して、
「警察は、何も分かっていない」「調べてもくれない」と主張しました。
『「人を殺したことある?」』
必死に抵抗する猫田に対して、羽喰十斗は、
「あなた人を殺したことないでしょ、それじゃあ父にも僕にも、太刀打ちできないよ」
羽喰の訳の分からない、手前勝手な言い分に猫田は、
「殺しを経験値のように言うな」
「なんで女ばっかり殺す、男を殺す度胸はないのか⁉」
それに対して羽喰十斗は、
「男になんか興味ないんだ」と、あっさり答えました。
身動きできなくなった猫田を置いて、
羽喰十斗が、猫田を運ぶトランクを用意しに行っている時、
ホームレスの加藤が通りがかります。
虫の吐息の猫田を、加藤が憐れむでもなく、何もしないでその場を立ち去ります。
この時猫田さんは何を思ったでしょうか?
絶望か?それともきっと、加藤さんが誰かに知らせてくれる――と、希望を持ったでしょうか?
(だから時間稼ぎに十斗に手錠をかけたのか?)(゚-゚;)ウーン
『助っ人』
猫田が最後の気力を振り絞り抵抗し、
羽喰十斗が猫田にナイフを振りかざそうとした時、助っ人が現れます。
ガロ君たちでした‼
「あんたは、人を殺してる…のか?」
羽喰十斗は、ガロ君に対しても同じ事を聞こうとし、
“殺してる”事を見て取ります。
それに対してガロ君は、
「人じゃない」
「あれは、人じゃない」
揺るぎない信念で答えます。
ガロ君は、他人の犯罪に口を挟む気はないと言いつつも、羽喰十斗が愛珠と関わりがある事を知って、
話を聞くことにしました。
ガロ君達が、羽喰十斗を連れてその場を去った直後、警察が到着しました。
『ミステリと言う勿れ』6巻episode2.5-3【帳は幾重にも】感想
叔母さんからのメールで整君の“謎の活躍”報告を受けたガロ君の表情が、とっても、柔らかくって、♡(*゚ー゚*)ポッ
ハヤ兄さんが整君のこと「なんか、可笑しいな」って、
“変わってる”とか、“おもしろい”じゃなくて、“可笑しい”って、何故⁉( ̄ー ̄?)
ガロ君が、整君の事、とても買ってるのが嬉しいんですよねぇ…。ヽ(*^^*)ノ
整君といる時は対等って感じだけど、ハヤ兄さんといると、
ガロ君が幼く見えるというか、ハヤ兄さんに頼ってるんだなーと思う。(o^-^o) ウフッ
末っ子?だから甘えんぼさん?うふふっ(*゚v゚*)
普段はとってもクールなのに、意外なガロ君の一面が見れました。
ガロ君がどれだけ姉の愛珠を愛してたか、そしてやっぱり“執念深い”?
本人がバスジャックの時、自分の欠点は“執念深いこと”って、言ってましたから。
ガロ君にしろ、整君にしろ、“見逃す人”というか、
犯罪者を目の前にしてもすぐ、警察――てことにはならないんですよね。
それでも羽喰十斗に愛珠が依頼したことに対して、ガロ君は一体どう思ったのかな…?
“こんな奴になぜ――?”!!!(--)ム!
“なぜ愛珠は――?”∑(゚ロ゚!(゚ペ?)???
今回“なぜ?”が増えてしまった!
愛珠がカウンセリング受けていた理由とか、そのカウンセラーがなぜ、“カジノのバイト”を勧めていたのか?
あの星座アクセサリーは?
謎のカウンセラーも気になりますが、
整君のことを逐一ガロ君に報告する、“叔母さん”の存在も気になります!
整君が幼い頃、話しかけてきたあの人は誰?もしかして、関係ある?
それとも謎のカウンセラーの方???ゴロゴロ((((((‥)(: )(¨)( :)(*‥)ン?
「誰⁈」と「なぜ?」いうのが多いなあ、今回は…。(;^_^A
これはやっぱり、『ミステリ――』でしょ。
最後には、これらのことがぜんぶ繋がるんでしょうね。
スッキリと。
でも、まだまだ整君とガロ君に会いたいから、焦れ焦れままでいいですわ♡(*´∇`*)