田村由美

『ミステリと言う勿れ』1巻episode2前編【バスジャックに巻き込まれてしまう、整君】

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『ミステリと言う勿れ』1巻episode2はバスジャックに整君が巻き込まれてしまうというストーリーです。

 

そのバスジャックはどこか奇妙で、整君は疑問を持ち始めます。

 

乗り合わせた“熊田翔”という超絶美形のイケメンの登場で、さらに面白さ倍増‼(*^.^*)

 

後々のお話の導入部にあたるストーリーです。

 

今回も整君、しゃべりまくりまってウザがられます‼

 

 

 

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『ミステリと言う勿れ』1巻episode2前編【会話する犯人】 ネタバレ・あらすじ

 

 

『育児は権利か?義務か?』

 

今日もカレー日和、久しぶりの牛バラブロックでカレーを作っているところに池本さんがやって来た!

 

そして案の定、家庭の相談。

 

子供が生まれて、ヨメが変わった、ピリピリしていると言います。

 

「僕にはヨメも子もいません」と言いつつも、引き下がらない池本さんに、度々出てくるメジャーリーグの話をする整君。

 

メジャーリーガーが家庭のイベントで休むことを、日本の中継のアナウンサーや解説者は、

 

「奥さんが怖いんでしょうねえ…」と言う。

 

メジャーリーガーが家族とのイベントを、権利だと思っていることを、日本側は義務だと思っていると指摘します。

 

そして池本さんに「権利ですか?義務ですか?」と問いかけます。

 

『問題は、あなたが一緒に変わってないことです』

 

池本さんがヨメが変わったと言ったことに対しても、

 

「ちょっと、目を離したら死んでしまう生き物を育てるんです」と言い、

 

「問題は、あなたが一緒に変わってないことです」

 

池本さん、整君の言葉に次第に追い詰められていきます。

 

『かまってくれなくてグレましたなんて、ドラマの中のこと。実際は、無関心になっていくだけです』

 

子育ての全てはいずれ、自分に還ってくるので、その選択は池本さんにありますと言う整君。

 

けれども、子供が

 

「かまってくれなくてグレましたなんて、ドラマの中のこと。実際は、無関心になっていくだけです」

 

そう言われたとき、池本さんは真剣な表情になっていました。

 

本題は、連続殺人事件の話でしたが、整君、「僕はただの学生です」と言って、池本さんをようやく追い返します。

 

なんたって、今日は楽しみにしていたい最終日の“印象派展”を観に行く予定があったのでした。

 

『出発間際のバスに大急ぎで乗り込んだけれども…』

 

大慌てで飛び込むようにして、バスに乗り込んだ整君。間一髪、ギリギリセーフで間に合いました。

 

けれども、バスの中でウトウトしていて気が付いた時には、バスは全然知らない道を走っているじゃありませんか。

 

他の乗客たちも、いつもの道と違うと騒ぎ始めます。

 

すると乗客の中の一人の男が、ナイフを取り出したのです‼

 

「座れ」「全員手をあげろ‼」

 

そして乗客は、スマホなどを取り上げられてしまいました。

 

『7人の乗客と共に、バスジャックに巻き込まれる整君』

 

バスジャックに会いつつも整君は、最終日の“印象派展”に間に合うかが気掛かりで仕方がありません。

 

「3時までに終わりますか?」と、思わず犯人に聞いてしまいます。

 

「終わるわけねえだろ‼」

 

と即答されてしまいます。

 

『7人の乗客たち』

 

人質たちは、フルネームと職業、目的地、そして「自分の欠点、弱点」を言えと犯人に言われます。

 

淡路一平 コンビニバイト。 目的地は終点の大原交差点 欠点は、バイトが続かないこと。

(眼鏡をかけていて、小柄でオドオドしている)

 

坂本正雄 職探し中。たまたまこのバスに乗って、目的地はない。欠点は「勇気がなかった」と。

(大柄で、屈強。強面風)

 

柏めぐみ 主婦 。大原交差点の先のクリニックに通っている。欠点は「弱い…こと」

(地味な感じで、うつむきがち 子供はいない)

 

露木リラ 町工場の事務員。 大原交差点近くの居酒屋にバイトで行くところ。欠点は「見境がないこと」

(いかにも勝気そうな感じ。彼女は犯人のいないところで、自分はジャーナリストだと名乗っていた)

 

奈良崎幸仁 元、大手保険会社の重役の定年退職者。ボランティアに通っている。

欠点は部下に「鬼」と恐れられた頑強なところ。

(犯人に“おっさん”呼ばわりされてムカついている。過去の肩書にこだわっている)

 

小林大輔 無職。 祖父の見舞いに行くところ。欠点はコミュ障。

(マスクに眼鏡。肥満)

 

熊田翔 院生 。友達の家に行くところ。欠点は、「執念深いところ」

(超絶美形のイケメン。整君が羨むサラサラヘア)

 

そして、整君は自分の「弱点」を「カレーに弱い」と言い、犯人にもフルネームと目的と欠点を問いただしたのです!

 

犯人は刃物を見せ、「犬堂オトヤ」と名乗り、欠点は「切れやすいことだ‼」と脅しました。

 

まだ何か言いたそうな整君の口をイケメン熊田翔が抑えつけました。

 

『バスジャックの目的は?』

 

乗客たちはそれぞれ話始めますが、犯人は面白げにそれを遮るわけではなく、逆に即しています。

 

『トイレタイムで、路線バスじゃないことに気が付く』

 

一人3~5分以内に戻ってくるように言われて、トイレに行くことができることになりました。

 

整君は予定の4時過ぎてしまい、落胆。

 

犯人は、戻ってこなかったら、残り全員を皆殺しにすると言い、

 

「逃げたそいつのせいで、みんなが死ぬんだ」「そいつの責任だ」と脅してきました。

 

それに対して整君は、違うと言い

 

「ここで発生する問題は、あなたのせいで起こるんです」と言い放ちます。

 

呆気にとられる犯人オトヤ。冷や汗の乗客たち。

 

逃げるつもりかと言われた整君、ねちっこく間に合わなくなってしまった“印象派展”のぐちを言い続けます。

 

挙句、メンドクサがられています。

 

トイレタイムでバスを降りた整君、路線バスが観光バスに変わっていいることに気がつき、

 

そのせいで、警察が追跡してこないのだとわかりました。

 

整君は、池本さんに連絡してくれるようにメモを残しますが…。

 

そして整君は、このバスジャックはどこかおかしいと考え始めます。

 

 

 

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『ミステリと言う勿れ』1巻episode2前編【会話する犯人】感想

 

 

池本さんとの前ぶり、前ぶりといえど、結構うーんと思ってしまいました…。(-_-)ウーム

 

普段はチャラくって、軽ーイ感じの池本さんだけど、整君に、これからのことは、全部自分に還ってくると言われ、

 

グレるんじゃなく、無関心になっていくんだと指摘されたときの、真顔の池本さんが印象的でした。

 

そしてメジャーリーグの話、私も見ていて疑問に思ったことありました。

 

メジャーリーガーが家族のためにお休みを取ると、決まって日本の解説者とかのコメントが、

 

整君が言っていたようなことだったんですよねー…。(そりゃ、少子化進むわ(ー。ー)フゥ)

 

今回は、「なぜ、人を殺してはいけないのか」「一番イヤな死に方は?」とか、

 

究極の質問が出てきて、それに対する整君の答えがこれまたシビアで、…。(-_-)ウーム

 

けれども、そうなんだよねー…と矛盾を感じつつも、納得せざるを得ないところも。ため息ε-(ーдー)ハァ

 

超絶美形の“熊田翔”君の登場で、彼と整君の絡みが楽しみです。(*´∇`*)

 

整君、翔君をおうちに招待してましたけど、翔君行ってあげるでしょうか――?

 

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