池本さんに強制的に、検査入院させれてしまった整君。
入院生活に暇を持て余していましたが、病院の掲示板の張り紙を辿っていくうちに
そこには“謎の暗号”のメッセージが、隠されていることに気が付きます。
そのメッセージの送り主とは――。
謎の美少女、「ライカ」との出会いを描いた次の章のイントロダクションです。
目次
『ミステリと言う勿れ』4巻episode7 【暖かいのか、温かいのか】ネタバレ
『誤字だらけの掲示板』
暇を持て余していた整君。
掲示板の張り紙を見ながら、「図書室に行ってみようか」とか思っていたら、
張り紙の漢字が、とんでもない間違い字であることに気が付きました。
「室外機が質外機」「三時」が「賛辞」
漢字の間違いが許せない整君。
手書きなので変換ミスということはあり得ません。
そのうちに、張り紙を外している女性に出会います。
彼女は温室を管理している、「にゃん」が口癖の梅津真波さんでした。
クリスマスツリーを飾ったけれど、温室までの道のりが寒いので、誰も来ないと言います。
『誤字に隠されたメッセージ』
“温室”が何となく気になる整君。
病院内を歩き回って、再び掲示板の張り紙に誤字があり、
それがメッセージを表していることに気が付きました!
『温室への招待』
整君、そのメッセージを送っているのは、
もしやガロ君では…!と、淡い期待を抱いて温室に向かいました。
『温室の秘密』
温室には、多肉植物がいっぱいです。
整君は、多肉植物好き“熊童子”を育てています。
鉢植えを一つ一つ見ているうちに、鍵が隠されているのを見つけます。
奥にはドアがあります。
整君、言い訳をしながら鍵を開けてしまいます。
(だって、ガロ君からのメッセージかもしれないから…)うふ♪(* ̄ー ̄)v
『多肉植物いっぱい、数字がいっぱい』
奥の温室にも鉢植えがいっぱいありました。
それとともに、その床一面には「えっ」と思うくらい、いっぱい数字が書かれていました。
そこに真波さんが現れて――‼Σ(゚д゚;)
『「ナベを見たらフタを開けたくなるタイプなんです」「いやらしいっ!」』
鍵を開けて勝手に入ったことを咎める真波さんに、整君は
「僕は、ナベを見たらフタを開けたくなるタイプなんです」と苦しい言い訳。
それに対して真波さん
「いやらしいっ!」\(*`∧´)/ ムッキー!!
整君、病室に戻ってきてからも
“いやらしい”のフレーズが、頭の中に繰り返されます。ΣΣ┏(|||`□´|||;;)┓
(だって、ガロ君かと思ったんだもん…)(T△T)
気を落ち着けようと
牛田さんから譲り受けた「自省録」を読み返していて、
温室の数字と関係があることに気づきました――‼
( ☝ ちなみにこれ、熊童子)
『ミステリと言う勿れ』4巻episode7 【暖かいのか、温かいのか】感想
あんなにはっきりした誤字なのに、誰も気づかないなんて、
よっぽど掲示板の張り紙なんて、誰も見ないってことなんでしょうね。
けれども整君は、ちょっとしたことでも気づく方なので、ライカさんのメッセージを受け止めることができたわけです。
ライカさんは、メッセージを送っても、なかなか受け止めてもらえなかったみたいだし。
整君がちょっとしたことでも気づくというのは、
後日談の事件の時にそれがなぜなのか、整君自身がはっきりと宣言していました。
「常々思ってるんですが」は伊達じゃないというところでしょうか。
多肉植物がいっぱい出てきました。
最近流行っていますよね。
全然詳しくないので、へえーとか思ってたんですが、よく見ていたものが、多肉植物だったりして、
あ、あれもこれも、実は多肉植物だったんだーと思いました。
整君、未だガロ君に振り回されている様子ですね。(^○^)