東京で見逃した“印象派展”が広島でやっているという事で、広島に出かけた整君。
新幹線の隣の席座った女性の手紙にふと目に留め、思わず口に出してしまいます。
「き・よ・う・と・に・は・く・る・な」
目次
『ミステリと言う勿れ』2巻episode3【つかの間のトレイン】ネタバレ・あらすじ
『絵文字のメッセージ』
見逃した“印象派展”と、広島に行けばガロ君に会えるような気がして、広島に向かった整君。
新幹線の中で貝づくしのお弁当を食べているところ、「いいですか」と隣の席に女性が座ります。
おなかもいっぱいになったし、背もたれを倒して寝ようとしたところ、
隣の席の女性が見ていた手紙が目に入ります。
「きようとにはくるな。京都には来るな?」
思わず口に出して読んでしまいました。
女性は驚きますが、どこにその文章が書いてあるのか分かりません。
整君に、手書きのイラストの頭文字を繋げると、そう読めることを教えられ驚きます。
他の手紙にも同じように、手書きのイラストが描いてあり、それらは短いメッセージになっていました。
『育ての母と実の母』
紘子は、小さい頃に実の両親が亡くなり、
看護師である今の母に、引き取られて育ったと聞かされていました。
両親は、亡くなったと聞かされていたのに、実は生きていたことがわかり、
それを育ての母が嘘をついていたことにショックを受けていました。
『父からの手紙』
父から今の母にあてた古い手紙の束を見つけ、その手紙には
娘を返してくれと書いてありました。
『内緒で京都に』
紘子は近々結婚することが決まっており、父親にバージンロードを一緒に歩いて欲しいと思っていました。
そのため、母親に内緒で父親に会いに行こうと、京都に向かっていたのですが…。
『イラストの絵文字に託された、必死の想い 母の愛』
他の手紙の絵文字も読み解いてみると、
全ての手紙に文面とは正反対の、危険を知らせるような、絵文字のメッセージが書かれていました。
誰がこのメッセージを書いたのか?
紘子が唯一、実の母親からもらったお守りの中にもメッセージが――…。
そして中には手紙と共に、ターコイズの石が入っていました。
『ミステリと言う勿れ』2巻episode3【つかの間のトレイン】感想
仲が良かった実の母と育ての母、
二人の母の見事な連携プレイと言っていいのか…と…。
『ミステリと言う勿れ』には、いろんな“石”がモチーフとして出てきます。
そしてそれらの石が持つ“意味”や“力”がとても重要な要素になっています。
(所謂、パワーストーンというものでしょうかね)
何といっても、整君は、子供の頃石を相手に話していたとか…。
今回出てきた“ターコイズ”は、
「友情の石」で「旅のお守り」だそうです。
そして「邪悪なもの、危険から持ち主を守る」という、パワーがあるそうです。
ちなみにこんな色