前回は相続した蔵に何があったのかが紹介され
汐路がやたら懐いている車坂弁護士の孫、“朝ちゃん”が登場しました。
そして一体誰がゆらを蔵に閉じ込めたのか――⁉
目次
『ミステリと言う勿れ』3巻episode4-3【落とされたものは】 ネタバレ・あらすじ
『3家の掟』
理紀と真壁税理士の孫絹代は、好き合っている様子なのですが結婚できないといいます。
その訳は、「3家の間の」らしいのですが
車坂と真壁の家の子供が一人っ子の時は、狩集家の人間とは結婚できないというものでした。
汐路も、子供の頃から朝ちゃんを頼りにしていましたが、
朝ちゃんが一人っ子なので諦めたと言います。
『理紀が相続した“明聡の蔵”には、おどろおどろしい武具の数々』
理紀に案内されて、彼が相続した“明聡の蔵”に入った汐路整君は、ギョッとします。
そこには髪の毛も絡みついたままの鎧兜や、血のような跡の付いた刀の類が散らばっていました。
理紀は病院で組織検査をしているので、刀剣などに付いているものが、人の血液かどうか調べてみると言いました。
ふと、整君は兜の髪の毛を見て、汐路のいとこたちが直毛であることに気づきます。
でも実は、汐路の父は天パで、理紀はストパかけていると。
新音の母親もストパをかけていたと言います。
サラサラヘアに憧れている整君、ストパに興味津々。
『階段を転げ落ちる汐路と新音』
ゆらの姿が晩ご飯になっても見えません。
汐路が、二階に上がって行ってしまった理紀と新音を追いかけて、「もうすぐご飯ができるのに」と、
二人を追いかけて上がって行きます。
理紀はゆらを捜すのを手伝ってくるから、先に食べていてと。
階下に降りようとして、汐路は足を滑らせ、新音も一緒に階段を転げ落ちてしまいました‼
『階段に油が‼』
「誰ッ‼」とケンカ腰になる汐路。
「今朝も誰かが植木鉢を落として、私の頭、割ろうとした‼」
汐路は整君に
だから言ったでしょ、
「殺し合う一族なんだよ」――と。
『やられたらやり返す、戦々恐々とする相続人たち』
蔵に閉じ込められたゆらは、寒さしのぎに箪笥の中から古い着物をありったけ引っ張り出して、
自分の体に巻き付けました。
着物を引っ張り出した際に、手帳を見つけます。
ようやく、応援が来てゆらは、蔵から出ることができました。
けれども、はらわたが煮えくり返って疑心暗鬼になっています。
「誰かが閉めたのよ!」「誰よ‼」
自分じゃないことを皆、口々に言いますが、
「このままじゃすまさない」とか「やられたらやり返す‼」とか言い合っています。
その様子を見て、手伝いのマリさんが、
「おじいさんの相続争いもこんなんだった」と心配していました。
整君は、何も言わずにその様子を見ていましたが、気になることがあって
色々と一人で捜索をし始めます。
そして何者かが、池の側に血糊が付いて錆びついた刀を、突きたてている姿を見つけます‼
『整君、危機一髪‼』
自体が丸く収まりそうなのを見届け、整君は汐路に明日帰ることを告げます。
けれどもその矢先、コインランドリーに向かう整君を狙ったかのように背後から車が近づいて来て――‼
『ミステリと言う勿れ』3巻episode4-3 感想
整君、自分が天パなので、ついつい人の髪が気になってしまうようです。
でもそこがヒントになっていました!
悉く、整君の話を最後まで聞かない汐路に整君、些か欲求不満?になっていました。
汐路はとっても“パパっ子”だったんですね…。
汐路の気持ちも何となく分かります…。(ノ┏Д┓`)ホロリ・・・
そして異常なくらい“朝ちゃん”に懐いているなあ…。「(´へ`;ウーム
整君、遂にお風呂に入りましたね!(ノ´▽`)ノオオオオッ♪
というより、入らざるを得なかったのですが。
汐路に「ざまあ」と罵倒までされてしまいました。
でも、入れてよかったんじゃ…。(;^_^A
帰るまでずっと、入らないつもりだったんでしょうか…?