汐路の父親たちは、どんな目的があって、どこに向かっていたのか?
整君たちは、その足取りを辿って行きます。
そして汐路が思い出したのです――‼
目次
『ミステリと言う勿れ』3巻episode4-5【殺すのが早すぎた】 ネタバレ
当時の警察や、マリさんの弟の件を担当した刑事に聞いてみた
『居眠り運転の目撃者』
新音は、当時の事故の刑事に、なぜすぐに事故と判断したのかを聞いてみました。
それは何台もの対向車が、運転手が居眠り運転しているのを見ていたからと言います。
そしてよっぽどの事件性がない限り、調べなかったのだと。
変に思われたのは、荷物だったと言います。
『日本人形とお茶碗』
荷物はすべて黒焦げになってしまい、
わずかに菊柄と分かる着物の日本人形とお茶碗が、木箱に入っていたらしいのです。
『ゆらの蔵にあった手帳』
その手帳は、汐路はパパの手帳だと、見覚えがあると言います。
ゆらは、警察でマリさんの弟のことを聞きに行きました。
借金や芝居では食えないことを苦にして、酒を飲んだ勢いでやったのではないかと、言うのでした。
けれどもゆらは、それを聞いて疑問に思いました。
マリさんの弟は、お酒を飲めなかったからです。
『「捜す 人形がカギ」』
「汐路の父親たちは、狩集家の本当の血筋の人を探していたのじゃないか?」と整君は言いました。
人形を手掛かりに捜して、辿り着いたのでは――と。
『3体の人形は何処に?』
蔵の中の人形は3体足りませんでした。
一体は少女が持って逃げた。
汐路が父親に見せてもらった桜の人形は、本人に渡したのではないかと、推理されました。
もう一体は、車の中で燃えた菊柄の人形。
その菊柄の人形を持って、何処に向かっていたのか――⁉
おそらくは、少女の家に、“狩集家の本当の血筋”の子孫の家に、向かっていたのではないかと思われました!
『USBメモリはどこに⁉』
事故の刑事が、運転手のコートに入っていた、当時は何かわからなかったプラスチックのかけらは、
USBメモリのフタだったんじゃないかと言います。
その本体はどこにあるか分かりません。
きっとそのメモリに、狩集家の本当の子孫の名前や住所が入っているはずです‼
『フラッシュバックを起こす汐路』
メモリさえ見つかれば、――‼
全員が希望を見出して、逸る気持ちを抑えきれずにいた時、ちょっとしたことで
汐路は、思い出したのです!
“あの事故”の日の朝のことを――‼
整君は、汐路の表情を読み取って尋ねました。
「汐路さん、何か、気がつきましたか」
『ミステリと言う勿れ』3巻episode4-5【殺すのが早すぎた】 感想
事件の全容が見えてきました。
そして犯人も――‼
時々言動に「あれ?」というところがあったりもしましたね。
汐路がすっかり忘れてしまっていたのは、やっぱり父親の事故のことがあまりにも悲しい現実だったので、
受け止めきれずに頭の中で、消去してしまっていたのでしょうか…?
それとも、物凄い思い込みか?洗脳に近い刷り込みか――?
整君が初めの方で言っていた、「セメントに物を落とされて」しまっていたのでしょうか…?
次回、クライマックスです‼才才-!!w(゚o゚*)w
全てのことが明るみに出て、それぞれに訪れる救いも――…。m(゚- ゚ )